佐賀バルーンミュージアムへ行って来ました

2022年1月25日    0

佐賀の秋の風物詩と言えばバルーン!
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、アジア最大の熱気球競技大会で、国内外から100機を超えるバルーンが集まり、佐賀の大空にたくさんのバルーンが浮かびながら熱気球の競技が行われています。そのバルーンをフェスタの期間以外でも楽しめる施設として、いつも観光客で賑わっているミュージアムです。

外観

ミュージアムに着くと実物大のバルーンがお出迎え。本物のバルーンってこんなに大きいんだと思わず見上げてしまい、このバルーンがどうやって空を飛ぶんだろうとワクワクしました。

ミュージアムの入り口ではスタッフの方々が目線を合わせて笑顔で声をかけてくださいました。障がい者手帳を提示することで、本人と介助者の入場料が無料になりました!

チケットを受け取り進むと入場ゲートが2か所あり、そのうち1つはベビーカーや車椅子でも入りやすいように幅が広くなっていました。

QRコードをかざしてゲートを通ると、すぐ近くにスーパーハイビジョンシアターがありました。バルーンフェスタの様子が臨場感あふれる映像と音声で紹介されていたので、興味がありシアタールームに入って観ることにしました。シアターは常設の椅子と移動が出来る椅子があり、スタッフの方が「このスペースでよろしいですか?」と声をかけてくださり、椅子を動かしてくださいました。

入場ゲート

スーパーハイビジョンシアターでは、スタッフの方が椅子を動かしてくださいました

その後エレベーターで2階へ上がると、バルーンの歴史やバルーンの魅力が学べる展示スペースがありました。子どもから大人まで、そして日本人や外国人も分かりやすいように、漢字にフリガナが表示されていたり、説明文横にあるQRコードをスマホで読み取ると多言語で説明文が読めたりするなど、たくさんの配慮がありました。

また、展示スペースの途中にバルーンに関するクイズがありました。タッチパネルで回答する機械でしたが、私の目線の高さからは操作が難しいなと思いながら見ていると、スタッフの方が声をかけてくださり、タッチパネルの操作をお手伝いしていただきました。

そしてその他にも、フライトシミュレーターでは車椅子席が設けてあり、通常高い位置にあるバーナーの操作などを手元のコントローラーで操作することができ、みんなと一緒にバルーンのパイロットを体験することが出来嬉しかったです。

展示スペース

タッチパネル式のクイズ

フライトシミュレーターには車いす席がありました

館内には多目的トイレが各所にあり、外国人の方も快適にトイレが利用できるように、トイレの使い方を説明した案内表示や、多言語の音声ガイドがありました。扉の鍵も高い位置と低い位置の2か所にあり、利用者の状況によって使い分けられるのが凄く良いなと思いました。

「佐賀バルーンミュージアム」は様々な人が利用しやすいように、細やかなところまでハードのバリアフリーが取り組まれており、ハード面で難しい部分をスタッフの方々の優しさ“ハートの面”でフォローされていて、とても雰囲気の良いミュージアムでした。
佐賀駅バスセンターから中央通りのバスに乗って「県庁前」で下車しすぐの場所にあります。
パーキングパーミットの駐車スペースも確保されていますのでお車でも便利です!
ぜひ、佐賀へ観光に来られた際には、お立ち寄りいただきたいなと思います。

多目的トイレ内には、多言語の音声案内