みんなが心地よく暮らせるまちとは、どんなまちでしょうか?
佐賀県では、お年寄りや障がいのある方、子育て・妊娠中の方など、みんなが心地よく外出できる、人にやさしいまちづくりを目指し、県民が互いに理解を深め、支えあう意識を持つ、佐賀らしい、やさしさのカタチ「さがすたいる」を広げていく取組を行っています。
みんなが心地よく外出できるよう、誰でも、どこでも、困らないように、はじめから考えてつくる「ユニバーサルデザイン」(以下「UD」)という考え方があります。
このUDの考え方を通して、みんなが心地よく暮らせるまちにしていくために、必要なことを考え、実行していくキッカケづくりとなる出前講座を行います!
【講座内容】
・UDの基本的な知識
・身のまわりにあるUDの紹介
・心のバリアフリーについてのお話
・障がいをお持ちの方等の当事者講話
・車いす体験、アイマスク体験、高齢者疑似体験等の体験学習 等
令和2年度は、21の学校・団体からお申し込みいただき、合計1,072人の方に、受講いただきました。
(小学校13校、中学校1校、高等学校5校、その他2団体の皆さま、ありがとうございました!)
受講者からは「身の回りには、いろいろなユニバーサルデザインがあって、誰もが利用しやすいようになっていることがわかった。」、「ハード(建物など)だけでなく、ハート(心)のバリアフリーも大切ということが分かった。」、「まず、相手の事を知ることが大事だと思った。」、「障がいのある方や困っている方を見かけたら、『何かお手伝いすることはありませんか?』と声をかけたい。」等、様々な声をいただいております。
私たち県職員も、一緒に見て、聞いて、体験をしてみて、初めて気が付くことがたくさんあります。
出前講座に講師として来ていただいた、障がいをお持ちの方から「あの後スーパーで子供たちに声をかけてもらったよ!」とお聞きしたときは、とても嬉しく感じました。
この講座をきっかけに、佐賀らしい、やさしさのカタチ「さがすたいる」が広がっていくことを願っています。
令和3年度さがすたいるゼミ(UD出前講座)の申し込みを開始しておりますので、是非たくさんのお申し込みをお待ちしています!
★さがすたいるゼミ(UD出前講座)の詳細・申し込みはこちら
https://saga-style.jp/content/kouza/