2020年2月17日(月曜日)に令和元年度佐賀県UD作品コンテストの表彰式を、佐賀市のグランデはがくれで行いました。
UD作品コンテストとは、県内の小・中・高校に在籍する児童・生徒の皆さんに、UDの「アイデア提案」や研究発表の「壁新聞」作成を通じて、次世代を担う子どもたちがユニバーサルデザインの理解を深めることを目的とした取組です。
今年度は、1,366人から958作品の応募がありました。
熱心に取り組んでいただいた、各学校の児童・生徒の皆さん、ご指導いただいた先生方、誠にありがとうございました。
数多くの作品の中から、アイデア作品部門で鳥栖市立田代小学校の瀨戸心陽さん、壁新聞部門で鳥栖市立田代小学校の原彩寧さんが最優秀賞に輝きました。
瀨戸さんの作品「みんなにやさしいペーパーホルダー」は、
「おばあちゃんが、もっと楽にトイレットペーパーを交換できるようにするためには」と考えた結果、カバーに取手をつけることで、指が不自由な人でも使用しやすくなる解決策を提案し、発想力が優れていることが評価されました。
原さんの作品「駅の中のユニバーサルデザインと人へのやさしい声かけ」は、
駅をテーマにユニバーサルデザインを調べるきっかけ、事例だけでなく、利用者がお互いに声を掛け合うことで、みんなが安全に駅を使用できるということが、よくまとめてあり、評価されました。
※作品は添付ファイルの作品集をご覧ください。
代表者あいさつでは、アイデア作品部門最優秀賞の瀨戸さんに、UD作品コンテストを通して感じたことを、話していただきました。
来年度も、UD作品コンテストを予定していますので、たくさんの作品の応募をお待ちしています!
また、2月27日(木)~3月5日(木)に佐賀県立図書館1階の展示ホールで、入賞作品の展示を行いますので、是非ご覧ください。