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「ユニバーサルドライバー研修」で、さがすたいる講師が講話および車いすの演習指導を行いました

佐賀県では、お年寄りや障がいのある方、子育て・妊娠中の方など、みんながしぜんに支え合い心地よく過ごせる、佐賀らしいやさしさのカタチ「さがすたいる」を広めています。

その一環として、2026年1月22日(木)に佐賀県バス・タクシー協会主催のタクシードライバー向け「ユニバーサルドライバー研修」内の一部カリキュラムにおいて、さがすたいる講師を派遣し、講話および車いす演習時の指導を行いました。

今回のユニバーサル研修には、中央タクシー(株)様、唐津観光タクシー(株)様、(有)基山タクシー様、昭和自動車(株)様より、17名のタクシードライバーの方々が参加され、さがすたいる講師である車いすユーザーの内田勝也氏(○○な障がい者の会 会長)とともに、実際の利用シーンを想定しながら乗車~降車までの接遇・介助法を学びました。

演習では、ドライバー自身が実際に車いすに乗って乗車~降車までを体験したり、固定ベルトのセットやシートベルト装着などのポイントを車いすユーザーと対話しながら実践することで、利用者側の視点で新たな気づきや改善点を発見することができたと思います。

今後も、佐賀県バス・タクシー協会様と県で連携しながら、誰もが利用しやすい公共交通機関を推進し、「さがすたいる」の想いを広げていきます。

~受講者の声~

・今回、車いすのサポート側だけではなく、自分が車いす側の体験をしたことで、声がけの必要性や安心して乗ってもらうための対応などについて、改めて考えることができました。
 実際に車いすでタクシーに乗車した際に、スロープが急で怖いなと感じたり、このまま体を預けて大丈夫なのかと不安を感じ、タクシードライバーの声がけの必要性を実感しました。
 今後、安心して乗ってもらうために、声がけやスムーズな対応を意識して取り組んでいきたいです。
・実際の車いすユーザから生の声を聞けたことで、より参考になりました。今後もお客様に不安感を与えないような接客に取り組んでいきたいです。

~さがすたいる講師:〇〇な障がい者の会 会長 内田 勝也 氏より~

今回の研修では、ユニバーサルデザインタクシーという「ハードのバリアフリー」に、運転手の皆さん一人ひとりの気づきや声かけ、寄り添う姿勢といった「ハートのバリアフリー」が重なることで、誰もが安心して利用できる移動空間が生まれることを共有しました。
正解のある対応ではなく、「困っていそうだな」と感じ取る感性や、「何かお手伝いする事はありませんか。」と尋ねる勇気こそが、利用者の不安を和らげ、信頼につながります。
今回の学びが、日々の乗務の中で自然な行動として根付き、タクシーが"目的地まで運ぶ手段"を超え、"安心を届ける存在"となることを心より期待しています。

~ユニバーサルドライバー研修講師より~

UDタクシーの乗務員は、高齢者や障がいのある方、妊婦など、移動に制約のあるお客様と接するため、本研修で基本的知識や技術を身に着けてもらっています。このようなお客様だけに限らず、あらゆる方に安全・安心・快適にタクシーをご利用していただくため、今回の実践で学んだ知識や技術を自身の業務に活かすとともに、ぜひ自社に持ち帰って展開することを期待しています。

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※ユニバーサルドライバー研修は、タクシー事業者団体が業界を挙げて実施しているものです。
高齢者や障害者などの社会進出が目覚ましい昨今、ユニバーサルドライバー研修では「お客様の多様なニーズや特性の理解、円滑なコミュニケーションの確保など、タクシー乗務員の接遇と介助の向上」を目指しています。