夫、2歳半の長男、もうすぐ1歳の次男と嬉野の温泉街にあるひさご旅館に行ってきました。部屋数は、4部屋のみなので、静かにゆったりと過ごすことができました。
中に入ると赤い絨毯にかわいい小物で風情ある内装。女将さんが笑顔と明るい挨拶で出迎えてくれました。愛嬌があって、サバサバした女将さんにすぐにファンになってしまいました。
今回はお庭付きで1番人気の”燕en”のお部屋。
12畳の畳の部屋には、ハンモックと女将さんが選んだ家具に飾り。きのこやつばめがお部屋の色んなところに飾られていて、探すのも楽しい♪どれも素敵ですぐにお部屋が気に入った私たち。長男は早速ハンモックに乗ってご満悦。この部屋は子ども連れがお部屋でも遊べるようにと工夫がたくさんありましたよ。
お庭でブランコに乗ったりと少し遊んで、浴衣にお着替え。子ども用は90㎝からあり、カブトムシの柄に長男も嬉しそうです。
お風呂は紅茶風呂と大きめのみかん風呂。家族4人で入るには広めで非日常の贅沢を堪能できます。
お湯は熱すぎず、ぬる過ぎず、いい湯加減。嬉野温泉の特徴である少しとろっとしたお湯で、すぐにすべすべのお肌に「やったー」と思いながら子どもたちとみかんで遊んでいると、キャラクターの顔が描かれたみかん発見!そこから長男は顔付きのみかんを探して大好きなアンパンマンにニコニコ。シャンプーも種類がたくさんで、母ちゃんのテンションも上がります!
脱衣所にはベビーベッドやバスチェアが用意してあり、次男の着脱も助かりました。
ご飯は夕食、朝食ともに新鮮な野菜、魚、お肉とバランスよく品数もたっぷりで、子どもたちと一緒に分けて食べましたが、腹十二分目くらいの満腹!!
子どもたちにもお皿、スプーン、フォーク、椅子、バンボを用意して下さいました。夕食では立派な刺し盛りに夫婦でびっくり!順番に運ばれてくる料理は食器もかわいくって目でも楽しめ、そしてどれもこれもおいしくって大満足!
共用部分には、おもちゃや絵本があるキッズルームに、本がたくさんあるライブラリーまでありました。
今回泊まった部屋の他にも、ユニバーサルデザインのお部屋もあって、こちらは子どもだけでなくお年寄りの方も泊まりやすいように、ダイニングテーブル、ベッドがあるようです。また、てんとう虫が部屋のいたるところに隠されている部屋もあるそう。
帰り際には、料理長であるご主人が描いた似顔絵をプレゼントして下さいました。ひさご旅館はリピーターと口コミでの宿泊客が多いらしく、どの世代にも楽しんで頂けるようにという三代目ご夫婦の”おもてなしの精神”が、接客、お部屋、ご飯の至る所にあって、リピーターが多い理由、友だちに紹介したくなる気持ちがとてもわかります。
私たちも次もあの部屋がいいなぁ、いや次は違う部屋にしよう、両親を連れて来たいなぁと言いながら帰路に着きました。