私、娘(2歳)の2名で訪問
まだ雪が少し残る熊の川温泉ちどりの湯は冬の風情をいつも以上に感じる事ができました。普段は夜に温泉だけ入りに来ていたのですが、今日は明るい時間帯に来たので、まずはお庭を巡ることに。子供も軽く遊べそうな庭は美や財の神様とも言われる弁財天やこの地を訪れた弘法大師まで祀られている、とってもありがたーい場所で、私もしっかり(ちゃっかり?)お参りして「今年は美しくなります。」とのザックリとした抱負を述べてきました。
温泉の方はというと、今日は2歳の割と活発な娘と2人で来ていたので、周りを気にせずのんびりと浸かれる家族風呂を選んでみました。6歳以下は無料なので、いきなり得した気分。女風呂、家族風呂、館内それぞれにオムツ交換用のベビーシートがあるのも嬉しいポイントですね。山の中に建っているので、館内のところどころに坂道や段差があったりしますが、スロープや手すりがあちらこちらに設置されていたり、床や浴場が滑りにくいようになっていたりしていて、バリアフリーを心がけているなと感じました。
家族風呂は1室だけなので早めの予約をお勧めします。脱衣所も浴場も広々としていて、娘と2人、贅沢な気分を味わうことができました。
ポイントがいくつかあって、ひとつは広々とした風呂釜。数は1つだけですが、寝湯が出来そうな浅いところと座位で入れるところに分かれているので、小さい子どもは浅いところに座って入ることができます。そして、髪が多い私的一押しはシャワーの水圧がばっちりな点です。備え付けのシャンプーリンスやボディーソープはSHISEIDOで優しい香りと使用感でした。お湯は肌がつるっとした感触になる柔らかみのあるラドン温泉(放射能泉)で、免疫力向上、血流改善、アトピーなどにも効果があるといわれているそうです。
お風呂あがりに館内をブラブラ。ここには、すぐ売り切れてしまう人気のおはぎや手作りこんにゃく、漬物、地元の方が持ってくる野菜などを販売しているお土産処や広い休憩室、お食事処、喫煙室などがあるので、1日のんびりできそうです。スタッフさんの話では年配の方の利用が多いそうで、この日もおじいちゃんやおばあちゃんが娘に声をかけてくれたり、食堂ではおっちゃんが「1番茶やけん。」とお茶を分けてくれたり、年配率けっこう高めでした。それ故なのか、スタッフさんが親しみやすい方達だったりと温泉以外でも温もりを感じることができました。